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FWのエゴと久保建英の違和感。目に余るプレーでレアル・ソシエダが失うものとは【分析コラム】

2023年11月27日(月)11時03分配信

シリーズ:分析コラム
text by 小澤祐作 photo Getty Images
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ラ・リーガ第14節、レアル・ソシエダ対セビージャが現地時間26日に行われ、2-1でホームチームが勝利している。サッカー日本代表のMF久保建英は先発し84分までプレーしている。この試合のMVPには圧巻ミドルを決めたウマル・サディクが選ばれたが、久保にとって彼が勢いに乗るのは面白いことではなかった。(文:小澤祐作)


激しい試合はまさかの結末に…


【写真:Getty Images】

 レアル・ソシエダにとってはぎりぎりの勝利だった。

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 ホームにセビージャを迎えたソシエダは、前半のうちに2点を先行している。しかし、効果的な崩しを見せていたわけではない。アンデル・バレネチェアの意表をついたフリーキック(公式記録はGKのオウンゴール)とウマル・サディクの超絶ミドルという、いずれも可能性の低いところから生まれたものであり、やや運も味方していた。

 ただ、守備は素晴らしかった。オーソドックスな4-4-2でセットし、高い位置から連動したプレスをかけ、セビージャに自由を与えていない。これを受けたディエゴ・アロンソのチームは前線にアバウトなロングボールを蹴り込み、身体能力に長けた最前線のユセフ・エン=ネシリや右サイドのドディ・ルケバキオに無理して収めてもらうしか手がなかった。当然、その攻撃がハマるわけはなく、ロビン・ル・ノルマンやイゴール・スベルディアにことごとく弾かれている。

 ほぼ危険な形を作られず2-0で前半を終えたソシエダは後半も同じテンションで臨んだ。ところが、選手交代を行いながら、これ以上失うものはないと言わんばかりにギアを上げてきたセビージャにペースを握られることに。60分にはエン=ネシリについにゴールを奪われてしまった。

 その後もセビージャの勢いは続き、ソシエダはいつ同点に追い付かれても不思議ではなかったが、最後の最後でまさかの結末が訪れる。88分にセルヒオ・ラモスが1発退場を命じられると、その判定に抗議した主将ヘスス・ナバスまでもが退場処分を言い渡されることに。一気に9人となったセビージャはそこで燃え尽き、結局ゲームは2-1のまま終了している。

 相手の自爆もあって逃げ切りに成功したソシエダは暫定ながら5位に浮上。内容はともかく、インターナショナルマッチウィーク明け1発目を白星で終えたのはポジティブな結果だ。

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