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もう見たくない…。レアル・マドリードで嫌われすぎた選手(2)太り過ぎ、監督を侮辱…。サッカー界きっての問題児

シリーズ:嫌われすぎた選手 text by 編集部 photo by Getty Images

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そのクラブに全てを捧げて、引退後もサポーターから熱烈な支持を受けるレジェンドと呼ばれる選手もいれば、移籍、給与、言動などが原因でサポーターから歓迎をされない「嫌われた選手」もいる。今回は、様々な理由からレアル・マドリードで嫌われた選手を紹介する。


FW:アントニオ・カッサーノ(現役引退)

レアル・マドリードFWアントニオ・カッサーノ
【写真:Getty Images】

生年月日:1982年7月12日
レアル・マドリード通算成績:29試合4得点3アシスト

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 アントニオ・カッサーノは所属したクラブの大半で問題を起こしたサッカー界きっての問題児として知られている。2006年1月に加入したレアル・マドリードでもいくつかの問題を起こした。

 2001/02シーズンから所属したローマで得点とアシストを量産していたカッサーノだったが、レアル・マドリードでは加入から半年間の12試合で1得点1アシストと全く結果を残せなかった。不摂生な食生活の影響か体重超過となり、キレが失われたのが活躍できなかった要因である。

 それでも2006年夏にローマ時代に自らをトップレベルに引き上げた恩師ファビオ・カペッロが新監督に就任すると、プレシーズンに16kgの減量に成功。戦力となることが期待されていたが、元ブラジル代表FWロナウドや元オランダ代表FWルート・ファン・ニステルローイ、元スペイン代表FWラウールらワールドクラスの選手たちを前にポジション争いで後手を踏んだ。

 そのため出場時間はかなり限定的となり、カペッロ監督が就任した2006/07シーズンのリーグ戦でのプレータイムは317分に留まった。満足のいく出番が与えられないことで苛立ちを募らせたカッサーノはロッカールームでカペッロ監督を侮辱。これによりトップチームから除外され、輝きを放つことなく2007年夏にチームを去った。

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【了】

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