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【写真：Getty Images】

クロップ監督が9年間を振り返る

　リバプールを指揮するユルゲン・クロップ監督は、今季限りでの退任を発表した。クロップ監督の在任期間中は、UEFAチャンピオンズリーグやプレミアリーグなど様々なタイトルを獲得している。英メディア『90MIN』は、クロップ監督がリバプールで9年間指揮をとり、アンフィールドで確信したことについて明かしたコメントを報じている。

　2015年10月からリバプールで指揮をとっていたユルゲン・クロップ監督は、「エネルギーが尽きてしまった」ことを理由に、9年間監督を務めていたクラブを今季限りで退任すると発表した。

　今季も残りわずか2試合となっており、リバプールとクロップ監督の素晴らしい9年間はフィナーレを迎えようとしている。同監督は、アンフィールドでの指揮が終わりに近づく中で、「リバプールでの成功は他のどのクラブでの成功よりも重要だった」と述べた上で、指揮をとった9年間で確信したことを語っていた。

「リバプールでの1回の勝利は、他のクラブで5回勝つのに値するんだ。（このクラブで）良い瞬間を経験するのは本当に素晴らしいことだ。多くの人々と一緒に良い瞬間を経験するのは筆舌にし難いものがあり、これは悪い瞬間も同じだった。だからこそ、（このクラブでの時間は）本当に特別だったんだ」

　クロップ監督は、9年間を振り返って、「25年間もここにいたような気がする」と前置きし、「常にリバプールにいたいと思っていた。ここが家であるように感じたし、（サポーターに）祝福されていると感じていたよ」と語っている。