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「バルサもポルトガルも彼を望んでいない」PKを外したフェリックスを現地メディアが痛烈批判「うんざりだ」【ユーロ2024】

text by 編集部 photo by Getty Images

UEFAユーロ2024(EURO2024)最新ニュース

ポルトガル代表のジョアン・フェリックス
【写真:Getty Images】



フェリックスへの厳しい評価…


 UEFAユーロ2024(EURO2024)・準々決勝、ポルトガル代表とフランス代表の試合が現地時間5日に行われた。試合はPK戦の末にフランス代表が勝利している。スペインメディア『as』は現地時間6日、PK戦でシュートを外したジョアン・フェリックスに厳しい評価を下していた。


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  同メディアは、「フェリックスにはうんざりだ」と題した記事で、「PKを外してユーロに別れを告げたことで、彼は再び批判の目に晒されることになるだろう。アトレティコもバルサも、そして今ではポルトガル代表もこのウインガーを望んでいないように見える」と、辛辣な言葉を送っていた。

 フェリックスは現在アトレティコ・マドリードに所属しているが、昨季はバルセロナにレンタル移籍で加入。リーグ戦30試合に出場し、7ゴール3アシストを記録するなどまずまずの活躍を見せていた。しかし、シーズン中盤から同クラブでは弱冠16歳のラミン・ヤマルが台頭し始めたことで出場機会は減少。先発で起用される試合も少なくなっていた。

 同じくポルトガル代表のラファエル・レオンは、「このPKを外したというエピソードは彼が今後の状況を変えるのに役立つだろう」と擁護するコメントを残していたが、「フェリックスのクオリティが十分ではないことは誰もが理解している。彼らは犠牲や共同してプレーする精神、そして競争的な態度を決定的に欠いてる」と、プレーだけではなく精神面の甘さも指摘し、レオンが言及したようにこのPK失敗をきっかけに改善される可能性は低いことを同メディアは指摘している。

 また、「クラブレベルで彼の将来がどうなるかはわからない」と述べた上で、「アトレティコは売却先を見つけたがっている。ベンフィカは2000万ユーロ(約32億円)での獲得を提示しているがそれでは不十分だろう。いずれにせよ、彼がエリートに戻るには多くの作業が必要だ」と、今後復活するには苦労する可能性があることを強調していた。

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【了】

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