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出さなきゃよかった…。リバプール退団で化けた元アカデミー選手6人。他クラブで才能開花させた男たち

シリーズ:退団で化けた元アカデミー選手6人 text by 編集部 photo by Getty Images

FW:アンソニー・ゴードン(イングランド代表)

アンソニー・ゴードン

【写真:Getty Images】

生年月日:2001年2月24日
所属クラブ:ニューカッスル・ユナイテッド
在籍期間:~2012年7月

 現在ニューカッスルで大活躍中のアンソニー・ゴードンは、かつてリバプールの下部組織に在籍していた。11歳のときにクラブから放出されると、すぐさまライバルチームのエバートンに拾われる。

 当時の心境について、ゴードンはエバートンの公式サイトを通じて「精神的にも影響されたし、自信も失った。自分を取り戻して、もう一度やり直さなければならなかった」と語っている。

 その言葉通り、のちに国を背負うアタッカーへと成長する少年は、トフィーズで頭角を現す。2021年2月にプレストン・ノースエンドに期限付き移籍すると、2021/22シーズンに帰還。エバートンの一員としてプレミアリーグ35試合に出場して4ゴール2アシストを記録した。ここでの活躍が多くの耳目を集め、国内外のクラブが同選手に興味を示す。

 そして2022/23シーズンの途中にニューカッスルに移籍し、いよいよその才能が本格的に開花。翌2023/24シーズンはリーグ戦35試合11ゴール10アシストを記録して、クラブの年間最優秀選手賞に輝いた。

 EURO2024(ユーロ2024)に臨むイングランド代表にも名を連ね、23歳のアタッカーはスター選手の仲間入りを果たしている。また、リバプール移籍の噂も英紙『テレグラフ』などから度々報じられており、その去就にも改めて注目が集まっている。

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