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記憶から消したい…。リバプール、21世紀最悪の選手10人。アンフィールドを味方にできなかった選手たち

シリーズ:21世紀最悪の選手10人 text by 編集部 photo by Getty Images

FW:ロビー・キーン(元アイルランド代表)

ロビー・キーン

【写真:Getty Images】

生年月日:1980年7月8日
在籍期間:2008年夏~2009年冬
移籍金:2400万ユーロ(約38.4億円)
クラブ通算成績:28試合7得点5アシスト

 プレミアリーグ通算125得点を誇るロビー・キーンは、キャリアを通して在籍したほとんどのクラブでエ-ス級の活躍を披露している。しかし、自身にとって幼少期からの憧れだったリバプールではその役割を果たすことができなかった。

 キーンは2002/03シーズンに加入したトッテナムで6シーズン連続2桁ゴールを記録しており、プレミアリーグでも屈指のストライカーとして評価を高めていた。そんなアイルランド代表FWをリバプールは2008年夏に2400万ユーロ(約38.4億円)の移籍金で獲得することに成功した。

 ケニー・ダルグリッシュやケビン・キーガンら数々のレジェンドが背負った7番を与えられたが、最終的に当時のエースであるフェルナンド・トーレスとのポジション争いに敗戦。リーグ戦での初ゴールが11月まで先延ばしになるなど、インパクトを与えることができなかった。

 公式戦28試合で7得点5アシストはまずまずの結果にも思えるが、リバプールは獲得から半年後の2009年冬に1670万ユーロ(約26.7億円)で古巣トッテナムへと放出。エース候補が半シーズンで退団する異例の事態となった。

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