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【写真:Getty Images】
試合終盤からの活躍
プレミアリーグ第12節、サウサンプトン対リバプールの試合が現地時間24日に行われ、リバプールが3-2の勝利をおさめた。リバプールに所属する日本代表MF遠藤航は、終盤に途中出場したが数分間のプレーだけで高い評価を得ている。クラブ専門メディア『EMPIRE OF THE KOP』は、今季の遠藤の活躍について伝えていた。
今季公式戦9試合に出場している遠藤だが、先発出場を果たした試合はEFLカップの2試合のみだ。リーグ戦では終盤に途中起用されることが多く、今回のサウサンプトン戦でも90分にダルウィン・ヌニェスとの交代で途中出場を果たしている。
この試合では、後半アディショナルタイムに、左サイドでボールを拾ってから果敢に攻撃を仕掛けてペナルティーエリア内まで侵入する場面もあった。遠藤の貢献もあり、リードを守り切ったリバプールが3-2の勝利をおさめている。
同メディアは、「遠藤は現在のリバプールのチームでは控え選手としてプレーしており、出場時間が大幅に減っている。しかし、活躍のチャンスを与えられるたびにインパクトを残すことを妨げるものではない」と述べた上で、「サウサンプトンとの試合でも当てはまり、我々が勝利を確実にしようとしていたとき、彼は試合終盤にダーウィン・ヌニェスに代わってピッチに登場した。その後、突進してくるディフェンダーから見事なドリブルで抜け出し、巧みに時間切れを助けた日本のキャプテンを、なぜ私たちが高く評価しているのかを示す瞬間が続いた」と、遠藤の活躍について注目していた、
そして、「31歳の彼は4人のディフェンダーを制圧し、試合開始93分に貴重な時間を稼いだ」と言葉を続け、「遠藤は多くのリバプールファンにとって『カルトヒーロー』の地位に近づいている。今後数週間、数か月間、この状態が続くことを期待しよう。必要なときはいつでも、自国のキャプテンという安心の盾が駆けつけ、時間切れを遅らせる手助けをしてくれるだろう」と、日本代表主将の活躍に賞賛の言葉を送っている。