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「放出に苦労する」膝の手術で長期離脱のアーセナルDF冨安健洋、クラブは夏に売却を検討も断念?「売却計画が棚上げに…」

text by 編集部 photo by Getty Images

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冨安健洋

【写真:Getty Images】

冨安を売却?

 アーセナルに所属する26歳の日本代表DF冨安健洋は2度目の膝の手術を実施したことで、シーズン半ばではあるものの一足早く今季終了となった。『デイリー・メール』など複数メディアが、アーセナルは冨安の放出を夏に検討していたものの長期離脱によって断念せざるを得なくなったと報じている。

 

 昨季終盤には先発メンバーの座を勝ち取りつつあり、最終節のエバートンとの試合ではチームを勝利に導くゴールも決めていた冨安。しかし、プレシーズンの段階で怪我をしてしまうと、再度の負傷離脱の影響で手術を選択し、不運にも今季は終了となってしまった。

 英メディア『METRO』は、「アーセナルは夏の移籍市場で2選手を放出するのに苦労しそうだ。今夏における移籍再建計画は負傷者の影響を受けることになる」と前置きした上で、クラブは今夏の移籍市場において冨安と同じく負傷離脱しているガブリエウ・ジェズスの放出を検討していたこと、しかし怪我による長期離脱によって「売却計画を棚上げせざるを得なくなる可能性が高くなった」ことを伝えている。

 冨安の復帰見込みは25年末頃になると報じられており、このままの状況であれば今夏にクラブが日本代表DFを放出する可能性は低いという。また、冨安とアーセナルの契約は26年6月末までとなっており、来年の冬の移籍市場では他のクラブとフリー移籍について交渉可能だ。

 もっとも、冨安の契約には1年間の延長オプションがついているため、クラブが冨安を放出する際に移籍金を確保したいと考えているのであればオプションを行使する可能性もある。

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