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ファビオ・カペッロ氏がレアル・マドリードを語る
かつてレアル・マドリードやACミラン、ユベントスなどで監督を務めた経歴を持つファビオ・カペッロ氏が、マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督やフランス代表FWキリアン・エムバぺについて語っている。スペインメディア『as』が、現地時間3日に報じた。
今季も負傷者が多く、不安定な戦いを続けているものの、ラ・リーガ、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)、コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)のタイトルを狙える位置にいるマドリー。序盤戦は批判を浴びたエムバぺも時間の経過と共に徐々にフィットし、ここまで公式戦39試合で27ゴールをマーク。ビニシウスとの共存は難しいという声もあったが、今では批判的な声も少なくなった。そんなチームをまとめ上げているアンチェロッティ監督をカペッロ氏が称賛した。
96/97、06/07シーズンでマドリーを指揮した78歳のカペッロ氏は「アンチェロッティはチームをうまく管理できる世界最高の監督だ。サッカーを理解し、選手をピッチに的確に配置する能力があり、犠牲も払える。彼はエムバペを大いにサポートしていたし、それは彼の功績だ」とアンチェロッティ監督を称賛した。続けて、エムバぺについては「彼は素晴らしい選手だ。マドリーが何であるかを理解するのに3か月かかったね。多くの何も理解していない人は彼を批判したし、くだらないことを言っていたが、今では彼が非常に高いレベルの素晴らしい選手であることは誰の目にも明らかだ」とコメントした。
最後にCLラウンド16のアトレティコとのマドリードダービーにも言及し、「いつも通り、両チームにとって難しい試合になるだろう。ダービーは特別な試合だ。マドリーはこういった試合に慣れているのがアドバンテージになるし、選手たちも異なるクオリティを持っている。しかし、チョロ(ディエゴ・シメオネ)は試合に対してかなり準備をしてくるだろうから、マドリーにとって難しい試合になるだろう」とは語っている。
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