18位:町野修斗(まちの・しゅうと)

【写真:Getty Images】
生年月日:1999年9月30日
所属クラブ:ホルシュタイン・キール(ドイツ)
日本代表通算成績:6試合3得点0アシスト
市場価値:300万ユーロ(約4.8億円)
日本代表最新メンバーの市場価値ランキングで18位にランクインしたのは、ブンデスリーガで印象的な活躍を披露している町野修斗だ。
履正社高校で頭角を現した町野は、2018年2月に横浜F・マリノスに加入。その後、ギラヴァンツ北九州でのプレーを経て、2021年1月には湘南ベルマーレにステップアップを果たす。
2022シーズンには自身初となるシーズン2桁得点に到達し、最終的に同年のJ1リーグ得点ランキング2位、日本人選手では単独首位となる13得点を記録。この活躍が、後のカタールワールドカップ出場と、欧州移籍につながっていった。
現在、町野はホルシュタイン・キールで自身の価値を飛躍的に高めている。今季ここまではブンデスリーガで24試合に出場して7得点2アシスト。両足や頭、セットプレーからもゴールを奪える得点パターンの豊富さを武器に、ドイツの名だたる強豪クラブの守備陣と対等に渡り合っている。
ホルシュタイン・キール移籍直前の2023年6月に150万ユーロ(約2.4億円)だった町野の市場価値は、現在300万ユーロ(約4.8億円)まで上昇。2年経たずして価値が2倍に膨れ上がった。
日本代表のフォワード陣には上田綺世や小川航基といった強力なライバルがいるが、町野は彼らとは異なる能力を持つアタッカーだ。市場価値のさらなる高騰につながるようなプレーを欧州の舞台で見せ続けることができれば、森保一監督の中で町野の優先度は確実に上がるだろう。