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フォーカス 8か月前

最も若かったのは? サッカー日本代表、歴代スタメン平均年齢ランキング。1位は衝撃の若さに!?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

9位

スタメン平均年齢9位

試合:ポーランド対日本(国際親善試合)
開催日:2002年3月27日
先発イレブン平均年齢:24.1歳
当時監督:フィリップ・トルシエ

 日本代表の歴代イレブン平均年齢最年少ランキングで9位となったのは、2002年3月27日に行われたポーランド代表戦だ。先発イレブンの平均年齢は10位のセネガル代表戦と同様の「24.1歳」となっている。

 セネガル代表に力負けした試合から5カ月後、日本代表はポーランド代表と強化試合を行った。ポーランド中央部の都市・ウッチに乗り込んだトルシエジャパンは、若いながらも一線級の選手がピッチに登場。

 日本代表史上最年少出場記録保持者の市川大祐(21歳)が先発の座を勝ち取った他、小野伸二(22歳)や稲本潤一(22歳)、高原直泰(22歳)といった実力者たちが試合開始のホイッスルをピッチ上で聞いた。

 また、このチームにおいては“中堅”の部類に入る川口能活(26歳)や宮本恒靖(25歳)、中田英寿(25 歳)といった面々も、まだ20代半ば。特に日本代表でのキャリアが長い川口や中田からは気負いやプレッシャーのようなものが一切感じられず、風格すら漂っていた。

 試合は中田と高原のゴールでトルシエジャパンが2-0で快勝。充実したプレー内容で東欧の古豪を下し、FIFAワールドカップ(W杯)日韓2002を目前に控えて順調な仕上がりぶりをアピールした。

 4年ぶりに代表復帰を果たした市川は、右サイドで持ち味の切れ味鋭いドリブル突破を披露。3カ月後にはW杯本大会メンバーとなり、アシストを記録することになる。

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