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セスク・ファブレガス監督がセルジ・ロベルトを語る
セリエAのコモを率いるセスク・ファブレガス監督が、3月29日に行われた第30節の1-1のドローに終わったエンポリ戦で負傷から復帰したMFセルジ・ロベルトのプロフェッショナルな姿勢を称賛した。スペインメディア『MARCA』が、現地時間3日に伝えている。
昨夏に14歳から過ごしたバルセロナを離れ、昇格組のコモに加入したS・ロベルト。開幕からリーグ戦8試合連続でピッチに立っていたが、膝を負傷し、約1か月の離脱を強いられる。12月16日に行われた第16節のASローマ戦で復帰を果たし、次節のインテル戦では先発メンバーに名を連ねたものの、今度はふくらはぎを負傷してしまい長期離脱。そして、前節のエンポリ戦でリーグ戦13試合ぶりに復帰し、45分間ピッチに立った。
4日に行われるモンツァ戦の前日会見に登壇したセスク監督は、負傷に苦しみ、公式戦11試合の出場に留まっている33歳のMFについて「この5か月間あまり試合に出ていない。だからこそ慎重に起用しなければならない。休養が必要だし、我々のプレースタイルに再適応する時間も必要だ。それでも私は、彼にはまだ将来性があると見ている。多くの若手選手が加わった今、彼のような選手が必要なんだ」と元バルセロナのキャプテンの重要性を説いた。
続けて「重要なのは経験だけではない。彼と(GKのペペ・)レイナのトレーニングの姿勢、つまり謙虚さとプロ意識こそが大事なんだ。いつ集中するか、いつリラックスすべきかを理解しており、常に競争意識も持っている。彼らの存在がチーム全体のレベルを引き上げてくれているんだ」と37歳の若きスペイン人監督が、S・ロベルトのプロ意識を称賛している。
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