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古橋亨梧、今夏に再び移籍か
スタッド・レンヌに所属する30歳の日本代表FW古橋亨梧が、今夏に再び移籍するかもしれない。レンヌを率いるハビブ・ベイェ監督は古橋を頼りにしておらず、今後も第一選択肢として起用されることは無いと、フランスメディア『ジュヌフォトゥ』が14日に報じている。
古橋は2024年までスコットランド1部のセルティックで主力として活躍し、得点王や最優秀選手賞、年間ベストイレブンなど数多くの個人タイトルを獲得していた。チームの優勝にも貢献する功績を残していたが、今年1月にステップアップを目指してレンヌへ完全移籍し、欧州5大リーグの一つであるリーグ・アンでプレーを続けている。しかし、加入直後にホルヘ・サンパオリ前監督が退任し、ベイェ監督に代わったことで状況が一変。ほとんど試合で使われず、苦境に陥ってしまった。
そのため、最近では古橋が今夏に移籍するとの噂が絶えない。同紙は「セルティックから移籍金1200万ユーロ(約19億2000万円)でレンヌに加入した古橋だが、今では高額な“ミスマッチ”だったのではないかと見られている。この日本代表FWを口説き落とすために、レンヌは月給25万ユーロ(約4000万円)という破格の条件を提示していた。だが、事情は変わった。ベイェ監督にとって、古橋は明確に“ファーストチョイス”ではなく、わずか123分間しかプレーしていない。環境への適応に苦しむ古橋は、どうやらレンヌに長く留まるつもりはないようだ。実際、彼の代理人たちはすでにヨーロッパで移籍先を探し始めており、ブンデスリーガのクラブが関心を示しているという。ベイェ監督の構想には入っておらず、来季の戦力として考えていないためだ」と伝えている。レンヌで苦難が続いているため、古橋が今夏移籍する可能性は高そうだ。
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