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三笘薫、冬の中東行きは実現しなかったが…

　ブライトンに所属する27歳の日本代表MF三笘薫を求め、他クラブから巨額オファーが提示された場合、ブライトンが売却に応じるかもしれない。今年1月に同様の展開がありながらも放出されなかったが、夏には移籍する可能性が高まっていると、英メディア『フットボール・インサイダー』が21日に報じた。

　三笘は今季公式戦37試合に出場し9得点3アシストを記録。現地時間18日に行われたプレミアリーグ第33節のブレントフォード戦では65分に途中出場を果たし、81分にはジャック・ヒンシェルウッドのスルーパスに反応した三笘が左足でゴール右隅にシュートを流し込んだ。しかし、ブライトンは2-4で敗れ10位に沈んでいる。三笘に対する評価は日に日に高まっており、サウジアラビア1部のアル・ナスルをはじめとして、リバプールやチェルシーなども三笘の獲得を検討しているようだ。

　そして、ブライトンも態度を軟化させ、今度は巨額オファーに応じることもあり得るという。今年1月の移籍市場ではアル・ナスルが2度もオファーを出したが、ブライトンが三笘を差し出すことはなかった。それでも同メディアによると「三笘が今夏、サウジ・プロリーグに移籍するとの見方がある。中東からの関心はここ数カ月で急速に高まっており、正式なオファーを提示する準備が進んでいるようだ。1月の移籍市場で巨額オファーを断ったブライトンだが、2027年6月までとなっている契約の延長は計画されていないため、三笘の放出に前向きとの憶測がある」とのこと。果たして、三笘は中東のクラブへ移籍するのだろうか。