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板倉滉、夏に移籍する可能性が高まる？

　ボルシア・メンヒェングラートバッハに所属する28歳の日本代表DF板倉滉に対し、バイエルン・ミュンヘンなど複数のドイツのクラブが関心を示しているようだ。特にバイエルンは選手層を厚くするため、守備陣の強化を考えていると、ドイツメディア『バヴァリアン・フットボール・ワークス』が21日に報じている。

　板倉は2019年1月に川崎フロンターレからマンチェスター・シティに完全移籍後、すぐにオランダのフローニンゲンへ貸し出された。まだ日本代表での経験が少なく、イングランドで労働許可証が取得できないことも理由の一つだった。2021年8月にはレンタル先がシャルケに変わり、2022年7月にはボルシアMGへ移ることになる。今季は公式戦30試合に出場し4得点1アシストを記録。2026年7月に契約は終了するが、現時点で契約延長の兆候はない。

　同メディアによると、バイエルン、ボルシア・ドルトムント、バイエル・レバークーゼン、アイントラハト・フランクフルトが板倉に関心を示し、夏に移籍する可能性が高まっているという。それを踏まえ、同メディアは「バイエルンが板倉に注目するのは当然だ。彼はパス能力に優れ、タックルも非常に強く、成功率も高い。また、守備的MFとしてもプレーできる汎用性も魅力で、バイエルンの補強ポイントに当てはまる。非常に有力な選択肢となりそうだ」と評価している。バイエルンには日本代表DF伊藤洋輝が在籍しているため、夢のセンターバックコンビが実現するかもしれない。