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【写真：Getty Images】

三笘薫獲得に再び動く？

　イングランド・プレミアリーグのブライトンに所属するサッカー日本代表MF三笘薫に、サウジ・プロフェッショナルリーグのアル・ナスルFCが関心を示しているようだ。英メディア『Football Insider』が22日に、今夏にサウジアラビアのクラブが再び三笘の獲得に動く可能性について報じている。

　ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドなど多くのスターを保有するサウジアラビアのアル・ナスルFCは、今冬の移籍市場で三笘と契約するために7500万ポンド（142億円）のオファーをブライトンに送った。しかし、三笘はこれを拒絶して残留を選んでいる。

　ブライトンの地元メディア『Sussex Express』は21日に、今夏にクラブを退団する可能性がある選手10人をピックアップしており、そのリストには三笘も含まれていた。

「この日本代表選手はブライトンとの契約が残り2年となる。5月に28歳になるため、クラブにとって、この夏が彼の移籍金を最大化するチャンスである」

　この報道を受けて、『Football Insider』は、「アル・ナスルが適切なオファーを出せば、ブライトンは今夏に三笘の獲得を阻むつもりはない」と述べた上で、「1月に一度入札を拒否されたが、夏に新たな動きを見せるだろうと予想されている。オフシーズンに補強を加えたいと考えているクラブにとって、この日本代表選手はリストの上位にいる。ブライトンは、選手との契約が残りわずか2年であるため、移籍の邪魔をすることはないだろう」と、仮にオファーがあった場合、ブライトンが拒絶する可能性は低いだろうと指摘した。

　また、リバプールも三笘に関心を示していると、同メディアは報じている。元イングランド代表のポール・ロビンソン氏は、「コーディ・ガクポのような選手が移籍するなら、三笘はフィットするだろう。FWルイス・ディアスとガクポが左サイドでプレーするなら、彼は必要ない」と述べつつ、「しかし、もし（ディアスやガクポなどの）選手たちが移籍する場合、彼は間違いなくリバプールでプレーする準備ができている。そのクオリティはある選手だ」と、仮に移籍が実現した場合、三笘はリバプールでも活躍できる選手だと強調した。