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【写真：Getty Images】

名門が日本代表DF獲得に動く？

　ドイツ・ブンデスリーガのボルシア・メンヒェングラートバッハ（ボルシアMG）に所属するサッカー日本代表DF板倉滉に、バイエルン・ミュンヘンなど複数クラブが関心を示しているようだ。ドイツメディア『Merkur』が25日に報じている。

　今季リーグ戦28試合に出場して3ゴールを記録している板倉は、クラブとの契約が26年6月末までとなっている。ドイツメディア『Bild』は5日に、契約延長しない場合、ボルシアMGはフリーで放出することを避けるため、今夏に売却に動くと報じた。

　『Merkur』は、「驚きの新選手加入に近づいている。バイエルンは板倉を狙っているようだ」と前置きし、次のように言及している。

「市場価値が約1200万ユーロ（約19億円）の板倉は、シャルケ04とボルシアMGで活躍し、ブンデスリーガで有名になった。バイエルンは、守備陣の怪我の問題に苦しんでいる。伊藤洋輝やアルフォンソ・デイヴィスの欠場期間は長引き、守備面での補強の必要性が高まっている状況だ」

　また、「板倉はCBとしても守備的MFとしてもプレーできる」と述べつつ、「貴重な補強となる可能性がある。この多才さにクラブも注目しており、興味深い存在になっているようだ」と、バイエルンが日本代表DFに関心を示している理由を指摘した。

　なお、同メディアは、「興味を示しているのはバイエルンだけではない」と述べた上で、「ボルシア・ドルトムント、バイエル・レバークーゼン、アイントラハト・フランクフルトなど、ドイツの他のクラブも狙っている。イングランド、スペイン、フランス、オランダのクラブからも関心が寄せられており、バイエルンにとっては獲得が困難になる場合もある」と、バイエルンだけではなく、ブンデスリーガの強豪クラブや海外のクラブも、板倉との契約に向けて動く可能性があると伝えている。