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長友佑都は並べるか? 5大会連続でW杯に挑んだ偉大な選手(5)レジェンド! ボランチの在り方を変えた鉄人

text by 編集部 photo by Getty Images

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 38歳となった現在も第一線で活躍し続ける長友佑都。サッカー日本代表が2026年のFIFAワールドカップ行きを決めたことで、5大会連続での本大会出場の可能性も出てきた。では、過去にW杯5大会連続出場の偉業を成し遂げたのは誰なのか。その功績を振り返る。(成績は『transfermarkt』参照)

MF:ローター・マテウス(元ドイツ代表)


【写真:Getty Images】

生年月日:1961年3月21日
出場大会:1982年、1986年、1990年、1994年、1998年
W杯通算成績:25試合6ゴール1アシスト

 ローター・マテウスが持つワールドカップ(W杯)5大会連続出場記録は、そのキャリアの偉大さの証といえるものだ。

 ボルシア・メンヒェングラートバッハ(ボルシアMG)で頭角を現し、名門バイエルン・ミュンヘンに加入したマテウスは、加入初年度からチームの中心に。ボランチながらリーグ戦16ゴールを挙げるなど、攻撃でも違いを生み出すことのできるプレースタイルは、以降のボランチにおけるロールモデルとなっていった。

 その後インテルを経てバイエルンに復帰し、MLS(メジャー・リーグ・サッカー)でキャリアを終えたマテウスの通算公式戦出場数はなんと935試合。ドイツ代表としても150キャップを数えている。

 そんな鉄人のW杯初出場は1982年のスペイン大会。準優勝となったドイツ代表で2試合に出場した。

 1986年のメキシコ大会も準優勝に終わり、迎えた3度目のW杯(1990年のイタリア大会)。キャプテンとしてすっかりチームの要となったマテウスは、前回大会決勝で敗れたアルゼンチン代表に勝利をおさめ、サッカー選手として最高の栄誉を手に入れることとなった。

 W杯での活躍もあり、マテウスはこの年バロンドールも受賞した。サッカー選手としてすべてを手に入れた同選手は1998年のフランス大会までプレーし、W杯では通算25試合に出場。これは、ドイツ代表においてW杯最多出場記録となっている。
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【了】

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