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サッカー選手に限らず、プロアスリートは活躍できる期間が限られている。どんなに優れた選手キャリアを過ごしたとしても、必ずしもセカンドキャリアで成功を収めることができるわけではない。今回は、サッカー以外の事業で多額の収入を得ている6人をピックアップして紹介する。
ルイ・サハ（元フランス代表）
【写真：Getty Images】
生年月日：1978年8月9日
主な事業：デジタル・プラットフォーム
マンチェスター・ユナイテッドでプレミアリーグとUEFAチャンピオンズリーグ（CL）を制したルイ・サハ。2013年に現役を引退すると、デジタルを専門としてきたマーケターであるケイト・ハマーと共に会社を立ち上げた。
それが「Axis Stars」という会社である。公式ホームページには「プロスポーツ選手や芸能人、その仲間、信頼できるパートナーとの間に、信頼できるWin-Winのつながりを促進します」と記載があり、アスリートや世間の注目を浴びる人々のキャリアを支援するための提案をするデジタル・プラットフォームであることが説明されている。
サハは7年前に答えた『The Guardian』のインタビューで起業の理由について、「若い人たちを本当に助けたいと思ったんだ。 エージェントになることや、コーチコンサルタントという選択肢もあった。ただ最終的に、デジタル・プラットフォームを作ることにした。これは基本的に誰でも使えるからね」と語っている。
サハはエージェントが強い権力を持ちすぎていることに懸念を抱いているそうで、それが起業のキッカケとなったそうだ。イギリス『The Sun』によると「Axis Stars」は現在、スポーツ界から550社以上のクライアントを抱えているそうで、その企業価値は現在43億ポンド（約8170億円）に達しており、年々成長を続けている。
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