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いま最も高いのは!? ベルギーリーグ日本人選手、最新市場価値ランキング1〜10位。異国の地で奮闘する男たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

1位:町田浩樹(まちだ・こうき)

町田
【写真:Getty Images】

生年月日:1997年8月25日(27歳)
所属クラブ:ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ
最新市場価値:1000万ユーロ(約16億円)
24/25リーグ成績:30試合1得点0アシスト

 ジュピラー・プロ・リーグの日本人市場価値ランキングの栄えある1位にランクインしたのは、サッカー日本代表に欠かせないピースとなった左利きセンターバックだ。

 茨城県出身の町田浩樹は、小学4年時に鹿島アントラーズのアカデミーに入団し、ベルギーに渡るまでの約15年間、鹿島のエンブレムと共に戦ってきた。

 2016年にトップチームに加入した町田は、昌子源や植田直通といった日本を代表するCBコンビがしのぎを削る激しいポジション争いの中で、なかなか出場機会を得ることが出来なかった。さらに、翌年のJ1第12節・川崎フロンターレ戦では大怪我を負うなど、不運も重なり常勝軍団の一員として思うようなプレーが出来ない日々が続いた。

 しかし、昌子が海外移籍し、CBのポジションに穴が空いた2019シーズンから徐々に頭角を現すと、そこから一気にブレイク。町田の目覚ましい活躍は海外クラブの目にも留まり、2022年に当時三笘薫が所属していたロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズに期限付き移籍することとなった。

  そこから町田は凄まじいスピードで成長を遂げ、2023年3月には完全移籍に移行。3年目の2023/24シーズンにはリーグ2位の好成績を収めたチームの中心選手として活躍し、シーズン終了後にはトッテナムなど複数の強豪クラブから関心を示されるようになった。さらに、。同シーズン中からサッカー日本代表でも多くの試合に出場するようになるなど、一気に評価を高めた。

 今季も、ここまでリーグ戦30試合に出場し、UEFAヨーロッパリーグでも8試合に出場するなど、必要不可欠な存在として奮闘。その市場価値はいま、チーム内No.1の1000万ユーロ(約16億円)を叩き出している。

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【了】

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