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「それが今の私の執念なんだ」 今季限りで退任するソシエダ指揮官、欧州カップ戦出場権獲得に強い意欲「戦っている姿を見たい」

text by 編集部 photo by Getty Images

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イマノル・アルグアシル
【写真:Getty Images】

イマノル・アルグアシル監督が最後の“バスク・ダービー”を振り返る

 サッカー日本代表MF久保建英が所属するレアル・ソシエダは現地時間4日、ラ・リーガ第34節でアスレティック・ビルバオと対戦し、0-0引き分けた。試合後、今季終了後の退任を発表しているイマノル・アルグアシル監督が、欧州カップ戦出場権獲得に強い意欲示した。スペインメディア『MARCA』が伝えている。

 

 リーグ戦3戦未勝利と苦しむソシエダが、本拠地『エスタディオ・アノエタ』にアスレティックを迎えた一戦。久保は、4試合連続でスタメンに名を連ねた。立ち上がりから堅い試合となった“バスク・ダービー”は、互いに決定機を作れず、前半を折り返す。後半はソシエダがアウェイチームのゴールに迫るシーンを何度か作ったものの、無得点に終わり、0-0のドロー決着となった。なお、この試合でも存在感を放った久保は82分までプレーしている。

 イマノル監督は、最後のダービーを終えての感想を聞かれると「正直に言って悔しい。良い試合ができず、勝つことができなかったからね。特別な試合だったのは確かだよ。嘘はつかない。今回がこの“最初のステージ”での最後のダービーだからね」と心境を明かした。

 続けて「今日の試合は我々にとって非常に重要なものだったから、とにかく勝ちたかったし、残りの試合に全神経を集中していた。ラ・レアルをヨーロッパの舞台に残すこと、それが今の私の執念なんだ。来シーズン、ラ・レアルがヨーロッパで戦っている姿を見たいし、そのために最後まで戦い抜くつもりだ」とクラブを愛する指揮官が、来季の欧州カップ戦出場権獲得を改めて誓った。ソシエダの次節は10日、敵地でアトレティコ・マドリードと対戦する。

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