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久保建英がソシエダに対し不満？

　レアル・ソシエダに所属する23歳の日本代表MF久保建英が、現地時間4日に行われたラ・リーガ第34節のアスレティック・ビルバオ戦後に発言したコメントに注目が集まっている。ソシエダが夏に重要な選手を失うこともあり得ると、スペインメディア『フィカジェス』が5日に報じた。

　久保は先発出場を果たし、82分にシェラルド・ベッカーと交代してベンチに下がっている。ソシエダは0-0で引き分け、UEFAヨーロッパリーグ（欧州EL）出場圏外の11位に沈む状況となった。久保は試合後、チームの方向性やプレースタイルへの不満を呈し、物足りない結果に終わったと捉えている。ソシエダとの契約は2029年6月まで残っているが、移籍を検討し始めたかもしれない。

　この発言を受け、同メディアはタイトルに「イマノル・アルグアシル監督の退任後、ソシエダはスター選手を失う可能性もある」とつけ、「彼の発言で最も注目を集めたのは、チーム全体への批判だけではなく、自身の将来について語ったそのトーンだった。契約はまだ残っているとしながらも、チームが改善されることを望む一方で、今後もソシエダにいるとは限らないことを示唆。アルグアシル監督の去就に言及し、不確実な状況にあることを匂わせている。この結果、久保の去就にも疑問符がついた。明らかなのは、彼が今後もクラブに残るかどうかは、スポーツ面でのプロジェクトとクラブが今後数カ月で下す判断にかかっていることだ」と伝え、久保の移籍を危惧している。