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最も稼ぐのは? 欧州日本人選手、最新の高額年俸ランキング1〜10位。異国の地で認められている実力者たち

シリーズ:年俸ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

2位:冨安健洋

冨安健洋
【写真:Getty Images】

生年月日:1998年11月5日
推定年俸:616万ユーロ(約9億7900万円)
所属クラブ:アーセナル(イングランド)
24/25リーグ戦成績:1試合0得点0アシスト

 年俸ランキング2位は、イングランド・プレミアリーグの強豪アーセナルに所属する冨安健洋だ。推定616万ユーロ(約9億7900万円)の年俸は日本人DFとしては最高額であり、その実力と評価の高さを物語っている。

 冨安は2021年夏にボローニャから加入し、すぐに守備のユーティリティプレーヤーとして存在感を発揮。2024年5月の契約更新により年俸が大幅に引き上げられたことは、クラブの高い評価の表れといえる。

 しかし、近年は負傷に泣かされることが多く、今シーズンも開幕前にひざを痛めて長期離脱を余儀なくされた。10月のサウサンプトン戦でようやく復帰を果たしたが、再び負傷し、今年2月に手術を決断して現在も戦線離脱中。今シーズンの公式戦出場は6分間のみである。

 616万ユーロという年俸はアーセナル内では決して最上位層ではないが、稼働率を考えるとコストパフォーマンスは厳しい状況だ。

 最近ではアーセナルの新スポーツディレクター就任が決まったアンドレア・ベルタの下、夏のチーム改革が取り沙汰されており、冨安の去就にも注目が集まる。一部スペインメディアはバルセロナからの関心を報じたが、復帰が今年の末とも見られる中、実際のオファーがあるかは不透明だ。

 ピッチに立てば年俸通りの働きができる日本最強のDFといえる存在なだけに、まずは万全のコンディションを取り戻せるかに期待がかかる。

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