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フォーカス 7か月前

よく流れる曲の正体は!? 世界のサッカーを彩るキラーチューン10選。きっとあなたも聴いている!?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

タイトル:Song 2


参照元:YouTube

アーティスト名:Blur
リリース年:1997
YouTube再生回数:2億回

 イギリスの国民的バンドであるBlurは、今日に至るまでいくつも名曲を生み出してきた。1997年にシングルとしてリリースされた「Song 2」は代表格だが、その影響力はスポーツ界にも及んでいる。

 NFLにNBAなど、長年にわたってアスリートたちの勇姿を彩ってきた。同楽曲は、マルチプラットフォーム対応のゲームソフト『FIFA ロード・トゥ・ワールドカップ98』のテーマソングとして起用されるなど、リリース直後からサッカーとの関わりを持っている。

 サッカー日本代表の試合でもゴールシーンで同楽曲はこだましており、ネットが揺れたあと少し間を置いてから聞こえる“Woo hoo”というフレーズは、多くのファン・サポーターの記憶に残っているはずだ。

 BlurやThe Smithらとの仕事で知られるプロデューサーのスティーヴン・ストリートによれば、この印象的なフレーズは偶発的なものだという。2017年4月、彼は米メディア『Vice』にて以下のように語っている。

「デーモン・アルバーン(=バンドのフロントマン)はもっと意味のある歌詞を書こうと考えていたんだが、同じバイブスとパワーをもたらすものは出てこなかったんだ。“Woo hoo”というフレーズは隙間を埋めるために考案されたもので、いわゆるガイドボーカルだった。あとになって、彼はそれが普遍的で残すべきものだと気付いたようだよ」

 今は日本代表のゴールセレブレーションで使われていないが、その歌声はまさしく普遍性により極東のスタジアムにまで響き渡っていた。
 

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