タイトル:Freed from desire
参照元:YouTube
アーティスト名:GALA
リリース年:1996年
YouTube再生回数:3.5億回
もはや“世界的なフットボール・アンセム”と言って差し支えない「Freed from desire」。ユーロ(EURO)やワールドカップ(W杯)などの大舞台で各国のサポーターが大合唱し、ゴールミュージックとして採用するナショナルチームもある。
ブライトンが2022/23シーズンにクラブ史上初のUEFAヨーロッパリーグ(EL)出場権を獲得した際、ロッカールームでは選手がこの曲を歌っていた。その模様は同クラブの公式YouTubeチャンネルにて、2023年5月に公開されている。サッカー日本代表、三笘薫もチームメイトとともにノリノリだった。
英紙『ガーディアン』は2024年3月、本楽曲がサッカー界で広く知られるようになったきっかけとして、ある選手とクラブの名前をあげる。2015/2016シーズンでEFLリーグ1(英3部相当)を戦っていたウィガン・アスレティックのサポーターが、当時の所属選手であるウィル・グリッグのチャントに「Freed from desire」をアレンジした。
これが同選手も北アイルランド代表の一員として参加したUEFA EURO 2016に波及し、元イングランド代表FWジェイミー・ヴァーディらのチャントにも採用された。英紙『デイリーミラー』は2016年6月に、グリッグに言及した上で、「今シーズン最も話題になったチャント」と表現している。
また、「Freed from desire」は今年6月から開催される第1回FIFAクラブワールドカップ(CWC)のオーディオシグネチャーになることが2024年9月に公式発表された。