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フォーカス 7か月前

よく流れる曲の正体は!? 世界のサッカーを彩るキラーチューン10選。きっとあなたも聴いている!?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

タイトル:We Are The People


参照元:YouTube

アーティスト名:Martin Garrix Feat. Bono & The Edge
リリース年:2021年
YouTube再生回数:3758万回

 2012年、「Itsa」や「BFAM」でキャリアをスタートさせたDJ/音楽プロデューサーのマーティン・ギャリックス。オランダで生まれ育った彼は現在28歳(今月14日で29歳)だが、すでに10年以上にわたって音楽シーンを賑わせている。

 彼の最初のメガヒットナンバー「Animals」は2013年6月にリリースされたが、このときまだ17歳。同じ年のジェームズ・マディソンやロドリがそれぞれ3部リーグで奮闘していたとき、彼はエレクトロニック・ミュージック・ストアの「Beatport」で堂々の1位を獲得していた。 

 そんな早熟の天才が、UEFA EURO(ユーロ) 2020の公式テーマソング「We Are The People」を、アイルランドの伝説的ロックバンドU2のボノとジ・エッジと共同でリリースした。

 新型コロナウイルスの世界的流行の影響を受け、同大会は1年延期されて2021年6月に行われた。それに伴い、本作のリリースも1年遅れ、MVも同年5月に公開された。EURO 2020のオープニングセレモニーが翌6月に開催され、生パフォーマンスはかなわなかったものの、マーティンら3人は3D技術を駆使してライブを実現した。

 オランダとアイルランド、そして年齢差およそ「35」のコラボレーションは、この年のユーロを体現するようだ。「欧州のためのEURO」を掲げて11か国によって分散開催された大会は、ウイルスの影響を受けながらも、確かに人々を結び付けていた。

 なお、マーティンは「We Are The People」のほか、選手入場曲やゴールミュージック、入場の際や放送中に流れる音楽など、大会中に流れるすべての楽曲をプロデュースした。
 

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