イングランド・プレミアリーグ　最新ニュース

　2024/25シーズンのプレミアリーグも佳境に差し掛かり、第31節終了後にサウサンプトンが史上最速となる降格を決めた。すでに彼らのことを「プレミアリーグ史上最弱」と呼ぶ声もあるが、過去にも弱いチームは数多くあった。今回は降格時の勝ち点を低い順にランキング形式で紹介する。（成績は『transfermarkt』を参照。今季のチームは含まない）

2位：サンダーランド

シーズン：2005/06
勝ち点：15（3勝6分29敗）

　2002/03シーズンに当時のプレミアリーグワースト記録となる勝ち点「19」で降格していたサンダーランドは、2004/05シーズンにチャンピオンシップ（2部）を優勝。再びトップリーグに挑むチャンスを得た。

　しかし、前シーズンにチーム得点王に輝いていたマーカス・スチュワートが契約満了に伴い退団すると、後継者探しに苦戦。リバプールからアントニー・ル・タレクをローン移籍で獲得したが、新たな得点源とはならなかった。

　開幕5連敗という最悪のスタートを余儀なくされると、シーズンを通しての最高順位が開幕戦に1-3で敗れた直後の17位という散々な結果に。2006年3月にはミック・マッカーシー監督が解任となったが、その後もチームを立て直すことはできなかった。

　このシーズンにおける最多得点者のゴール数は3得点。38試合でプレミアリーグワースト記録である29敗を喫したが、その大半が1点差、もしくは2点差以内での敗戦であり、チームとしての得点力不足が勝ち点を伸ばすことができない要因となってしまった。

　その結果、2002/03シーズンに自分たちが樹立したプレミアリーグワースト記録となる勝ち点を「15」に塗り替え、1年で2部へと逆戻りに。なお、シーズン終了後にはオーナー交代が行われている。

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