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【写真：Getty Images】

遠藤航がSB起用？

　イングランド・プレミアリーグのリバプールは5日、イングランド代表DFトレント・アレクサンダー＝アーノルドが今季で退団することを発表した。英メディア『This is Anfield』は8日に、アーノルドが退団したことで、今シーズンの残りの試合での起用法に影響が出ると報じている。

　リバプール育ちでアカデミー出身のアーノルドは、「何よりもまず言いたいのは、決して簡単な決断ではなかったということだ。ここで20年間を過ごし、一瞬一瞬を愛し、すべての夢を叶え、ここで望んでいたことをすべて実現した」と、クラブを通じて、今季限りで退団することを伝えた。

　同メディアは、「アーノルドは来季からリバプールを離れることを決意した。残り3試合にどの程度参加するべきかについて、激しい議論が巻き起こっている」と前置きし、次のように述べている。

「正直、彼はもう1分もプレーすべきではない。そう思っているのは、私たちだけではないはずだ。我々の将来の一員ではないのだから、出場時間を与えるべきではない。我々はリーグを制覇しており、アルネ・スロット監督がそうするのを止めるものは何もない。DFコナー・ブラッドリーが90分プレーできなかった場合、私はトレントよりもMF遠藤航、MFカーティス・ジョーンズ、DFジャレル・クアンサーを選ぶだろう。これは来シーズンへの準備と見なければならない」

　そして、「これは彼の送別ツアーではなく、チャンピオンを祝う時なのだ」と言葉を続け、退団の決まったアーノルドを今季は起用すべきではないと強調した。

　遠藤は、4月24日に行われたプレミアリーグ第34節のトッテナム戦で、76分にアーノルドと交代でサイドバックのポジションに入り、リーグ優勝の歓喜の瞬間を味わった。今季はアーセナル、ブライトン、クリスタル・パレスとの試合が残っているリバプール。果たして、遠藤はシーズン終了を前にして、どのポジションで起用されるのだろうか。

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