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あまりに酷い…。欧州、今季最悪のがっかりクラブ5選。期待されながら、まったく結果が出なかったのは?

シリーズ:がっかりクラブ5選 text by 編集部 photo by Getty Images

RBライプツィヒ

RBライプツィヒ
【写真:Getty Images】

順位:7位
監督:マルコ・ローゼ→ゾルト・レーヴ(暫定)

 RBライプツィヒは歴史こそ浅いが、直近は6シーズン連続でUEFAチャンピオンズリーグ(CL)に出場するなど、ブンデスリーガを代表するクラブの一つに成長していた。

 しかし、今季は7位でのフィニッシュが確定し、来季の欧州カップ戦出場権を逃した。これはブンデスリーガ昇格初年度の2016/17シーズン以来であり、近年の彼らの中では最悪の1年間となってしまった。

 シーズン中盤の怪我人続出も厳しかったが、痛恨だったのがリーグ最終盤の低迷だ。3月にマルコ・ローゼを解任した時点では、欧州カップ戦出場圏内の6位に入っていたが、ラスト5試合で3分2敗と大失速。一時は11位に沈んでいたニコ・コバチ率いるドルトムントが大逆転でCL出場権を獲得したのとは対照的に、最終的には7位まで順位を落とした。

 厳しい戦いを余儀なくされたのはリーグ戦だけではない。DFBポカールは2回戦で敗戦。強豪との対戦が多かったのも事実だが、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)では開幕から悪夢の6連敗で、出場36チーム中最速でのリーグフェーズ敗退が決定した。

 この状況で今オフは主力の刷新が予想されている。

 1月に完全移籍で獲得したシャビ・シモンズは、2027年夏までの契約しか結んでいないことからもわかるように、今夏の売却を見越しての取引であり、アーセナルなどが興味を示しているベンヤミン・シェシュコの移籍の可能性も高そうだ。代役確保には慣れているクラブとはいえ、欧州カップ戦出場権を逃したのはあまりに手痛い。

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