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途中出場の三笘薫、試合の流れを変えた?
プレミアリーグ第37節、ブライトン対リバプールの試合が現地時間19日に行われ、ブライトンが3-2の勝利を収めた。この試合で活躍したブライトンに所属する日本代表MF三笘薫について、リバプールを率いるアルネ・スロット監督が敵ながら名指しで絶賛した。英メディア『アーガス』が20日に報じている。
今季多くの試合で先発出場している三笘だが、この日はベンチスタート。プレミアリーグを制覇した王者リバプールを相手にブライトンは奮闘するも、三笘が投入されるまで1-2で負けている状況だった。そして、65分に三笘はシモン・アディングラに代わって途中出場を果たす。すると69分、三笘が左サイドでボールを受けた後、ボックス内に走り込んだダニー・ウェルベックにパスを送った。同選手のシュートはGKアリソンにセーブされたが、こぼれ球に反応した三笘が左足でボレーシュートを放ち、ゴールネットに突き刺した。さらに85分には、三笘が相手を引きつけてからフリーのマット・オライリーへパスを出し、同選手のクロスからジャック・ヒンシェルウッドが逆転ゴールを決めている。これが決勝点となり、ブライトンが3-2の勝利を飾った。
試合後、スロット監督は「素晴らしい個人技の瞬間がいくつかあった。我々の選手によるものもあったが、2-2になるまでの流れの中で、ゴールキーパーからミッドフィルダーへのパス、そして選手が外側に出すふりをして中の選手にパスを通したシーンは、彼らにとって秀逸なプレーだった。3-2の場面で三笘がパスを出した場面も、彼らにとって見事な瞬間だっただろう。両チームとも、そういった見どころのあるプレーがたくさんあったと思う」と述べ、三笘の活躍を讃えている。それだけ印象に残るプレーが多かったと言えそうだ。
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