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【写真：Getty Images】
アル・ナスルが三笘薫の獲得に乗り出していたが…
英メディア『BBC』が21日に「今季のブライトンの年間最優秀選手賞の候補4人」と題し、最も活躍したと思われる選手を選出した。そのうちの一人として、28歳の日本代表MF三笘薫の名前も挙がっているが、特にサッカーに真剣に向き合う姿勢を称賛している。
今冬の移籍市場では、サウジアラビア1部のアル・ナスルが三笘の獲得に乗り出していた。最初に6500万ユーロ（約104億円）のオファーを提示したがブライトンは拒否。諦めないアル・ナスルは増額し、今度は9000万ユーロ（約144億円）でチャレンジしたが、これもブライトンに拒否された。同選手本人にも好条件で揺さぶりをかけていたが、中東行きを望む様子を見せたことは一度もない。最終的に残留すると、三笘は今季公式戦40試合に出場し11得点3アシストを記録。リーグ戦では10得点を決め、日本人初となる1シーズンのプレミアリーグ二桁得点を達成した。
同メディアは、カルロス・バレバ、ヤン・ポール・ファン・ヘッケ、ダニー・ウェルベックの3人をプレー面で評価してクラブの年間最優秀選手賞候補に挙げたが、三笘だけは「彼がイングランドで今季、自身最高の成績を収めていることは、あまり知られていない。また、今年1月にはサウジ・プロリーグからの誘いを断っている。その理由は、私腹を肥やすよりも、可能な限り高いレベルでプレーしたいという信念からだ。最もモラルがある選手に贈る賞があっても良いのではないか？」と伝え、その姿勢を高く評価している。
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