サッカー日本代表　最新ニュース

サッカー日本代表に初招集されたMF佐野航大の直近のスーパーミドル

　JFA（日本サッカー協会）は23日、来月のFIFAワールドカップ26 アジア最終予選（3次予選）に臨むサッカー日本代表のメンバーを発表した。オランダの地で奮闘するNECナイメヘンのMF佐野航大は初めての選出となった。そんな21歳の直近のゴールをここで紹介する。

　リーグ戦を3連勝で終え、8位でフィニッシュしたNEC。2季連続で一桁順位を達成したチームの中心で活躍しているのが佐野だ。リーグ戦最後の3試合では、現地メディアからチーム最高点を与えられるパフォーマンスを見せた勢いそのままに、兄の海舟と共に代表入りを果たした。

　そんなNECの背番号「23」を背負うMFは現地時間22日、UEFAカンファレンスリーグ（ECL）の出場権を争うプレーオフ準決勝のFCトゥウェンテ戦で、見事なミドルシュートを沈めている。

　1点ビハインドで迎えた47分、相手のクリアミスをボックス外中央で拾った佐野は、ダイレクトで右足を一閃。シャープに振り抜かれた強烈なシュートは、ゴール右上に突き刺さった。重要な一戦で決めた豪快な同点弾だった。しかし、その後NECは延長戦の末、2-3で敗北を喫し、今季の戦いを終えた。

　念願のA代表入りを果たした佐野航大。エールディヴィジで2シーズンを戦い抜いたその実力を6月の代表シリーズでは見せることができるか。兄弟での招集で注目度も高い中、どのようなプレーを披露するか注目だ。