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【写真：Getty Images】

インドネシア指揮官は中国戦を優先？

　サッカー日本代表は6月10日、FIFAワールドカップ26アジア最終予選（3次予選）グループC最終節でインドネシア代表と対戦する。インドネシアメディア『LIPUTAN6』は現地時間5月28日に、インドネシアを率いるパトリック・クライファート監督が6月に行われる2試合について語ったコメントを報じている。

　すでに本大会出場を決めている日本にとって、6月のオーストラリア代表戦、そしてインドネシア代表戦はテストマッチの意味合いが強いものとなる。

　今回の2連戦には、久保建英や遠藤航、鈴木彩艶ら常連メンバーも招集されているが、佐野航大（NECナイメヘン／オランダ）、三戸舜介（スパルタ・ロッテルダム／オランダ）、熊坂光希（柏レイソル）、鈴木淳之介（湘南ベルマーレ）など、初招集となる選手が7名選ばれた。しかし、メンバーを大幅に入れ替えた日本だが、インドネシアは強く警戒しているようだ。

　同メディアは、「日本は強すぎる。クライファート監督は、インドネシア代表が中国に勝利することを目標に掲げた」と題して、指揮官のコメントについて次のように伝えている。

「もちろん両国を尊敬しているが、中国に勝つ可能性は十分にあると思う。日本が非常に優れたチームであることは誰もが知っている。彼らはすでにW杯の出場権を獲得している。日本戦でも勝利を目指して全力を尽くす。しかし、我々が勝利する可能性が高いのは中国戦だ。日本戦は間違いなくより困難になるだろう」

　クライファートの発言を踏まえて、同メディアは「インドネシア代表の指揮官は、日本のホームで選手たちが勝ち点を奪うのはより困難になるだろうと認め、中国戦での勝利を目標にしている。森保一監督が率いる日本は強力なチームであり、すでにW杯出場権を獲得してグループ首位に立っている。現状を分析して、日本を倒すのは難しいということを公然と認めた」と、インドネシアは中国との試合で白星を目指すことになるだろうと報じている。

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