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【写真：Getty Images】
三笘薫、アーセナルに欠けているものを持っている？
ブライトンに所属する28歳の日本代表MF三笘薫に対し、今季のプレミアリーグで2位に終わったアーセナルが関心を強めている。それを踏まえ、英メディア『アーセナル・インサイダー』が29日に同選手の特徴を分析した上で、今夏の移籍市場で獲得することを勧めている。
三笘に関しては、以前から多くのクラブに注目されており、今年1月には実際にサウジアラビアのクラブが獲得に乗り出した。最終的にブライトンが高額オファーを断ったことで、移籍することなく残留している。そして、今季は公式戦41試合で11得点4アシストを記録し、1シーズンにおいて日本人初となるプレミアリーグ二桁得点を達成していた。その活躍により、ますます同選手の注目度がアップ。今夏に向けては、アーセナルやバイエルン・ミュンヘンが獲得を検討している。
アーセナルのトップターゲットは、レアル・マドリードのブラジル代表FWロドリゴとされているが、同メディアは「三笘はアーセナルに欠けている物を持っている」と強調。続けて「今季のアーセナルは、守備を固めて自陣に引く相手を崩すのに苦戦し、ペナルティエリア周辺でのスペースを見つけるのが難しい試合が多かった。ガブリエウ・マルティネッリのような選手は、走り込むためのスペースがあってこそ持ち味を発揮できるタイプであり、レアンドロ・トロサールはディフェンダーを振り切るようなスピードに欠ける。イングランドでのプレーを通じて、三笘が静止状態からでも相手ディフェンスの弱点を突ける能力を持っていることは証明されている。もし、アーセナルが彼の獲得に成功すれば、プレミアリーグの厳しさをすでに知っている選手として、接戦の中で決定的な違いを生み出せる存在となるかもしれない」と伝えた。アーセナルにとって、三笘が最適な補強となる可能性もありそうだ。
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