MF:藤田俊哉(ふじた・としや)

【写真:Getty Images】
生年月日:1971年10月4日
日本代表成績:25試合4ゴール0アシスト
1994年にジュビロ磐田へと加入した藤田俊哉は、プロデビュー1年目からレギュラーとして活躍し、名波浩、服部年弘、福西崇史、奥大介らと黄金の中盤を形成。磐田黄金期の一員として、1998年には中盤を主戦場としながらシーズン17得点を挙げるなど、クラブにとって不可欠な存在として活躍した。
こうして日本屈指のMFとなっていった藤田だが、日本代表では目立った成績を残すことが出来なかった。1995年に代表初招集となったが、その後のフランスW杯への出場は叶わず。直後の1999年にも積極的に起用された期間はあったが、これといった活躍は見せられなかった。インパクトを残せなかった同選手は、その後の日韓W杯の出場も逃している。
日韓大会後、31歳となった藤田は2003年にユトレヒトへと期限付き移籍する。海外クラブでプレーすることで、当時新しく日本代表監督に就任したジーコの目に少しでも映るようにする狙いがあったと考えられる。実際、同年10月には、自身約4年振りとなる代表復帰を果たしている。
しかし、ユトレヒトでのプレーは長く続くことは無かった、クラブが財政難ということもあり、わずか半年で古巣磐田に復帰することとなったのである。その後も代表である程度の出場機会を得ていたものの、2005年を最後に声がかかることは無かった。J1で通算419試合出場、MF登録の選手として初のJ1通算100ゴール達成と偉大な記録を残した名MFでも、代表の壁は高かったのだ。
【関連記事】
日本代表 2025年の日程・テレビ中継・配信予定・開始時間の一覧
サッカー最新FIFAランキング1位〜100位。サッカー日本代表の順位は?
ガチ選出! サッカー日本代表、2026年W杯メンバー予想
【了】