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サッカー日本代表、オーストラリア代表戦予想スタメン全選手紹介&フォーメーション。佐野海舟らの出番はあるか?

WB:平河悠


【写真:Getty Images】

生年月日:2001年1月3日(24歳)
所属クラブ:ブリストル・シティ(イングランド)
24/25リーグ戦成績:38試合2得点
日本代表通算成績:出場なし

 今回の初招集7人のうち、最もスタメンに近いひとりが平河悠だろう。昨年7月にFC町田ゼルビアからイングランド2部のブリストル・シティにローン移籍で加入すると、リーグ戦38試合でピッチに立った。

 途中出場とスタメン起用が半々程度だったが、英国の強度に揉まれてインテンシティがさらに強化された。ブリストルでは右のウイングバックに入ることが多いが、左に移ってもクオリティを落とさずプレーできるのは大きな魅力だ。

 オーストラリア戦では平河が右のウイングバックに入ると見られるが、フランスのスタッド・ランスで活躍する関根大輝もこのポジションでプレーできる。しかし、関根は現地時間5月29日にリーグ・アンの昇降格プレーオフを戦ったばかりで、その試合を見る限りでは、今のコンディションに不安を抱えている可能性もある。

 また、オーストラリアはまだW杯出場を確定できていない。相手が確実に全力でゲームに臨んでくることを踏まえても、平河の強度は頼りになる。初招集初スタメンの可能性を秘めるアタッカーへの期待は大きい。 

WB:森下龍矢

森下龍矢
【写真:Getty Images】

生年月日:1997年4月11日(28歳)
所属クラブ:レギア・ワルシャワ(ポーランド)
24/25リーグ戦成績:31試合6得点
日本代表通算成績:2試合0得点

 昨年1月に名古屋グランパスからポーランド1部リーグのレギア・ワルシャワへローン移籍した森下龍矢。今季の彼は海外で活躍する日本人選手の中で、最も大きなインパクトを残したひとりだろう。

 国内リーグのほか、UEFAカンファレンスリーグ(ECL)を含めた公式戦51試合で14ゴール14アシスト。日本で主戦場としていたサイドバックやウイングバックだけでなく、ウイングやシャドーとして起用されたことによりプレーの幅を大きく広げた。

 オーストラリア戦では左ウイングバックに入ると予想しているが、右が平河の場合は左右を入れ替える可能性もある。本来であれば中村敬斗が今回のメンバーではファーストチョイスだが、彼は現地時間5月21日と29日に行われたリーグ・アンの昇降格プレーオフにフル出場している。2試合目に至っては延長戦までもつれ込み、120分間ピッチで戦い続けた。疲労の影響を鑑み、オーストラリア戦では森下がスタメン起用されると予想した。

 ポーランドで見せたクオリティを示せれば、森保一監督の選択肢に割って入ることもできるはずだ。

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