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平河悠はデビュー戦でフル出場

　サッカー日本代表は5日、FIFAワールドカップ（W杯）26・アジア最終予選（3次予選）の第9節でオーストラリア代表と敵地で対戦。終盤に一瞬の隙を突かれて失点を許し、0-1で敗れた。試合後、A代表デビュー戦で堂々たるプレーを披露した平河悠が、フラッシュインタビューに応じ、試合を振り返った。

　右ウイングバックの位置でスタメンに名を連ねた平河。右サイドから積極的に仕掛け、前半には際どいシュートを左右の足で一本ずつ放つなど、存在感を放った。また、柔軟に内側のレーンをとって、後方からのパスを引き出すなど、このレベルでも十分に戦えることを示した。

　代表デビュー戦でフル出場した24歳は、「ミドルゾーンまでボールを運べていたが、アタッキングゾーンに侵入する回数やシュートの本数を増やすことが、チームの課題として見つかった。個人的には、そこでもっとチームを活性化できたら良かった」と振り返った。

　後半開始時には、森保一監督から「自分の特徴を出して、もっと高い位置をとって欲しい」と送り出されたというアタッカーは「最後に失点して、0-1で終わるのもサッカーのひとつだと思う。これからもっと試合を重ねて、個人的にも成長していきたい」と今後を見据えた。

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