サッカー日本代表 最新ニュース
サッカー選手の評価基準には様々あるが、その中でも「市場価値」は選手の実力やポテンシャルを示す重要な指標である。そこで今回は、6月のFIFAワールドカップ(W杯)26・アジア最終予選に臨んでいるサッカー日本代表選手たちの市場価値をランキング形式で紹介する。※成績、市場価値は5日時点の『transfermarkt』を参照。金額が並んだ場合の順位はサイトに準拠
5位:町田浩樹(まちだ・こうき)

【写真:Getty Images】
生年月日:1997年8月25日
所属クラブ:ユニオン・サン=ジロワーズ(ベルギー)
24/25リーグ戦成績:34試合1ゴール0アシスト
日本代表通算成績:17試合0ゴール1アシスト
最新市場価値:1000万ユーロ(約16億円)
日本代表W杯予選アウェイ戦はDAZN独占配信!
通常より1270円お得に観るならDMM×DAZNホーダイ[PR]
通常より1270円お得に観るならDMM×DAZNホーダイ[PR]
欧州上陸後、凄まじいスピードで成長を遂げている日本人選手の1人が、町田浩樹だ。
下部組織時代から過ごす鹿島アントラーズでDFとして逞しく育った同選手は、2022年1月にベルギーのユニオン・サン=ジロワーズに移籍。初めてフルシーズンを戦うことになった22/23シーズンは、いきなり負傷離脱し、前半戦を棒に振るという厳しいスタートを余儀なくされたが、そこで腐ることなく立ち上がり、翌23/24シーズンは完全にレギュラーの座を射止めた。
今季は、一時ポジションを奪われることもあったが、最後はスタメンに返り咲き、クラブのリーグ制覇に大きく貢献。実に90年ぶりの快挙であり、町田は輝かしい歴史にその名を刻むこととなった。
身長190cm超え、左利きという希少価値の高さが売りの町田は、今や日本代表の常連にもなった。センターバックに加え、左サイドバックもこなす柔軟性もあり、森保一監督からの信頼は厚い。冨安健洋や伊藤洋輝らの負傷離脱が続いた今回の最終予選で、よりその存在感が強まった印象もある。
そんな町田の市場価値は、昨年夏に1000万ユーロ(約16億円)の大台に乗せた。最近の更新(昨年12月)で金額に変化はなかったものの、今季のクラブの成功を考えると、次回は高い確率でアップするだろう。