サッカー日本代表 最新ニュース
サッカー選手の評価基準には様々あるが、その中でも「市場価値」は選手の実力やポテンシャルを示す重要な指標である。そこで今回は、6月のFIFAワールドカップ(W杯)26・アジア最終予選に臨んでいるサッカー日本代表選手たちの市場価値をランキング形式で紹介する。※成績、市場価値は5日時点の『transfermarkt』を参照。金額が並んだ場合の順位はサイトに準拠
10位:佐野航大(さの・こうだい)

【写真:Getty Images】
生年月日:2003年9月25日
所属クラブ:NECナイメヘン(オランダ)
24/25リーグ戦成績:25試合2ゴール2アシスト
日本代表通算成績:出場なし
最新市場価値:400万ユーロ(約6.4億円)
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サッカー日本代表の最新メンバー市場価値ランキングでトップ10入りを果たしたのは、6月シリーズに臨む森保ジャパンへ初選出された佐野航大だ。
“パリ五輪世代”の21歳が存在感を高めている。24/25シーズンは公式戦28試合に出場して3得点2アシストをマーク。シャドーやトップ下、ボランチが主戦場だが、ウイングやトップ下もこなすマルチロールぶりを発揮し、NECナイメヘンの重要な戦力として1年間を走りきった。
試合状況やチームの戦術に応じてポジションを変えられるのは現代サッカーにおける重要な能力のひとつ。チームを預かる指揮官からすれば、佐野のような選手はチームに1人は置いておきたい存在である。
現在の市場価値は400万ユーロ(約6.4億円)と決して高額ではないものの、NEC加入から間もない2023年12月に記録した金額は45万ユーロ(約7200万円)だった。それを踏まえると、佐野がオランダの地で見せてきた進化は目覚ましいものがあると言える。
その“ご褒美”が今回の日本代表入りであり、森保一監督が佐野のポテンシャルに大きな期待を抱いている証でもある。
兄の佐野海舟も招集されている6月シリーズでは、三浦泰年・知良以来となる32年ぶりの兄弟スタメン実現もあり得る。NECで自身の価値を高め続けてきた“走れる司令塔”は、日本代表でも地位を築いていくことができるだろうか。