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【写真：Getty Images】

中国の問題

　サッカー中国代表は5日、FIFAワールドカップ（W杯）26・アジア最終予選（3次予選）第9節でインドネシア代表と対戦した。試合は0-1で中国が敗れている。中国メディア『SOHU』は6日に、インドネシアに敗北したことで本大会出場を逃した中国の問題点を伝えた。

　グループC最下位（勝ち点6）の中国は、プレーオフ出場圏内の4位浮上を目指してインドネシア（勝ち点9）との直接対決に臨んだ。敗北すればW杯出場の可能性が消滅する一戦で、40分に痛恨のPKを献上してしまう。これを、インドネシアFWオレ・ロメニーが決めて、中国が1点を追いかける展開になった。その後、ゴールを奪うことができず、0-1でインドネシアの前に破れ去った。

　同メディアは、「史上最弱の中国代表チームはワールドカップにふさわしくない」と前置きし、中国代表が抱えていた問題について指摘している。

「インドネシア戦の最後の30分は、選手と監督の能力の低さを如実に表していた。チームが同点に追いつき、攻撃を強化せざるを得なかったにもかかわらず、ピッチ上の選手たちは相手ゴールを脅かすために5本以上のパスを連続で繋ぐことができなかった。単純なパス回しやトラップでもミス。ベンチにいたイバンコビッチ監督も適切な修正をできなかった」

　一方で、「早期敗退によって、必然的に再建期に入る。より多くの若手選手を代表チームに迎え入れるという点で、多くの関係者の合意が形成されつつある」と述べた上で、「イバンコビッチ監督時代の代表チームに何か良いレガシーがあったとすれば、それは多くの若手選手が台頭したことだ」と、次のW杯に向けて、若手の台頭が目立ち始めているという明るい材料があることも伝えている。

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