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遠藤航が5バックの攻略法について言及
サッカー日本代表は10日、FIFAワールドカップ(W杯)26・アジア最終予選(3次予選)の第10節でインドネシア代表と市立吹田サッカースタジアムで対戦する。この一戦の前日会見に、森保一監督と主将の遠藤航が出席。遠藤がブロックを敷いてくる相手に対しての攻略法について語った。
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W杯出場を決めた後に行われた第8節のホームでのサウジアラビア戦では、守備を固めてきた相手に1点が遠く、スコアレスドロー。続く前節のオーストラリア戦でも、割り切った戦い方を選択してきたトニー・ポポヴィッチ監督のチームに対し、終始攻めあぐねると、一瞬の隙を突かれ、0-1で敗れた。すでに本選への出場権を得た後のゲームではあったものの、2戦連続の無得点に終わった。
遠藤は「オーストラリア戦の課題を挙げるとすれば、最後のゴール前のところの崩しの部分で、そこでクオリティが欠けてしまったのかな」と振り返り、アタッキングゾーンでの質を課題の一つとして挙げた。
その上で「5バックを敷いてくる相手に対して、点が入らなければ課題が出たみたいな話になるんですけど、まずはそこの5バック、5-4-1みたいな形を敷いてきた相手には、崩すのが難しいということを前提にまずサッカーをするということが大切だということを個人的には思っていて」と話し出し、こう続けた。
「じゃあどう5枚を崩していくのかっていうところで、攻撃の最後のボックス内のところでのクロスの入れ方だったりとか、どこに走っていくのかとか、そういったところのディテールっていうのはこだわれるとは思うので、そこのアプローチっていうのは、この数日間で練習でもやりましたし、その形が次のインドネシア戦で生かせればいいなというふうには思っている」
さらに「大事なのはメンタル的には難しいっていうことを前提にプレーするということと、あとはやっぱりサッカーでは得点パターンみたいなところがあるので、そこのパターンの練習をやっていくこと」と主将は強調した。
前回のカタールW杯のコスタリカ戦では引いた相手を攻略できず、一発に沈んだ苦い経験もあるが、次の北中米大会でも同じような戦い方を選択してくる国と対戦することも十分に想像できる。
遠藤は「そういう相手が増えてくれば来るほど、日本を警戒しているという考え方もできますし、それはイコール、日本の攻撃の力だったりとか、サッカーのレベルが上がっているっていうポジティブに考えることもできると思う。そういった課題っていうのはこれからも出続けるとは思いますけど、大事なのはそこのマインドセットとその攻撃のパターンの意識付けだったりとか、そのトライするっていうことを止めずにチャレンジし続けていくことなのかなというふうに思います」と語っている。
(取材:元川悦子 構成・文:編集部)
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