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今のところ微妙…? サッカー日本代表、W杯メンバー当落線上の5人。大舞台に向け、さらなるアピールは不可欠?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

FW:古橋亨梧(ふるはし・きょうご)


【写真:Getty Images】

生年月日:1995年1月20日
所属クラブ:スタッド・レンヌ(フランス)
24/25リーグ戦成績:22試合10ゴール3アシスト(セルティック)
24/25リーグ戦成績:6試合0ゴール0アシスト(スタッド・レンヌ)
日本代表通算成績:23試合5ゴール2アシスト

 セルティックから念願の5大リーグ挑戦を果たした古橋亨梧だったが、この移籍が思わぬ落とし穴となってしまった。

 2021年からセルティックに所属している古橋は、リーグ得点王や同MVPを受賞するなど、スコティッシュリーグを代表するストライカーとして安定した活躍を見せてきた。

 今季も同クラブでリーグ戦10ゴールを記録すると、冬にスタッド・レンヌへの加入を決断。30歳で初の欧州5大リーグ挑戦となり、大きな注目を浴びた。

 しかし、加入直後にクラブが監督交代に踏み切った影響もあり、そこからはうだつの上がらない日々を過ごすこととなる。スタメン出場は、移籍後最初の試合のみ。最後の5試合はピッチに立つことすら叶わなかった。

 最終的に、レンヌではリーグ戦6試合のみの出場に留まってしまった。出場時間は合計120分のみで得点関与もなく、この移籍は完全に失敗となってしまっている。

 そして、この失敗は古橋の代表活動にも大きく影響すると考えられる。

 もともと古橋は森保一監督の元で序列が低く、FIFAワールドカップ・カタール大会やAFCアジアカップ2023という大舞台には呼ばれていない。現在行われているW杯26アジア最終予選では招集されたが、スタメン起用は一度もなかった。

 そこに、レンヌでの失敗という逆風である。上田綺世や小川航基など、古橋より若いライバルたちが活躍する中で、試合に出場できず結果を残せなかったことはとても痛い。前回のW杯に続き、落選という未来は、今のところ変えられなさそうだ。

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