フットボールチャンネル

フォーカス 3週間前

今のところ微妙…? サッカー日本代表、W杯メンバー当落線上の5人。大舞台に向け、さらなるアピールは不可欠?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

MF:旗手玲央(はたて・れお)

旗手怜央
【写真:Getty Images】

生年月日:1997年11月21日
所属クラブ:セルティック(スコットランド)
24/25リーグ戦成績:33試合9ゴール4アシスト
日本代表通算成績:11試合0ゴール1アシスト

 旗手玲央がサッカー日本代表で輝くためには、なにか明確な強みを示す必要がありそうだ。

 川崎フロンターレから2021年にセルティックへと加入した旗手は、加入初年度から中盤のレギュラーとして活躍。今季は大きなけがもなく、リーグ戦全試合に出場し9ゴールと、欧州移籍後キャリアハイのシーズンを送った。

 日本代表では、FIFAワールドカップ・カタール大会後の2023年から起用されるようになり、守田英正らインサイドハーフのサブメンバーとして重宝された。怪我による代表招集外がたびたびあったものの、貴重なMFの1人として戦力になっていたといえるだろう。

 しかし、森保ジャパンではなかなか強烈な印象を残せていない。旗手の良さは幅広いポジションをこなせる柔軟性だが、それは裏を返せばどこでも平均的という見方もできる。各ポジションのスペシャリストたちを上回るものがなく、今のところ出場時間がかなり限られている。

 ライバルも強烈だ。中盤には遠藤航と守田の鉄板2枚に加え、鎌田大地と田中碧、さらには今季のブンデスリーガで圧巻のプレーを披露した佐野海舟もいる。ベンチに複数ポジションをこなせる存在がいるのは心強いが、W杯行きを楽観視はできない。

1 2 3 4 5

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!