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サッカー日本代表、インドネシア代表戦の全選手パフォーマンス査定。大満足!? アピールに成功したのは?

シリーズ:日本代表パフォーマンス査定 text by 編集部 photo by Getty Images,Shinya Tanaka

ミッドフィルダー

サッカー日本代表の久保建英
【写真:Getty Images】

久保建英(背番号10)
インドネシア代表戦:69分 OUT
評価:A

 日本代表で初めてキャプテンマークを巻いて先発出場すると、圧倒的なクオリティでMVP級の大活躍を披露した。外から内に進入するドリブルでインドネシア代表の守備陣を切り裂き、ファイナルサードでは質の高い2つのラストパスで味方選手の得点を演出。自らもコーナーキックの流れからネットを揺らした。守備でも切り替えの部分で抜群の存在感を放ち、チームで2番目に多い3つのタックルを成功させている。

鎌田大地(背番号15)
インドネシア代表戦:45分 OUT
評価:A

 抜群のテクニックでピッチに魔法をかけた。特に注目を集めたのが、自身2得点目の場面。久保建英からラストパスを受けると、焦った相手DFが続々とスライディングで倒れる中でも余裕のあるドリブルでシュートコースを作り出し、最後は冷静にボールを浮かせてネットを揺らした。相手からすると捕まえづらいタイミングで合わせた先制点のフィニッシュワークも素晴らしかった。文句なしの大活躍で、前半のみでお役御免に。

佐野海舟(背番号5)
インドネシア代表戦:フル出場
評価:A

 中盤でどっしりと構える遠藤航が相方になったことが功を奏した。より流動的な役割が与えられたことで、積極的に前へ出ていくプレーが増加。ドリブルでの持ち運びや3点目の起点となったパスのようなオン・ザ・ボールの動きだけでなく、フリーランで相手のブロックを動かすなど、オフ・ザ・ボールでも質の高さを見せつけた。切り替え時の守備意識の高さや、危険なスペースを埋めるカバーリングも素晴らしい。

遠藤航(背番号6)
インドネシア代表戦:フル出場
評価:A

 インドネシア代表戦で前線の選手が気持ちよくプレーできたのは遠藤航のおかげだろう。流動的な佐野海舟とは対照的に中盤でどっしりと構えて、相手ボールとなった瞬間の気が利くカバーでカウンターの芽を潰し続けた。ワイドに展開するロングボールの質も高く、改めて絶対に代えが効かない存在であることを証明した。

佐野航大(背番号19)
インドネシア代表戦:61分 IN
評価:B

 61分に三戸舜介と代わって途中出場。日本代表デビューを飾り、兄である佐野海舟とピッチ上で共演を果たした。そのままシャドーの位置に入ると、67分には決定機に顔を出してゴールまであと少しのところに迫った。

藤田譲瑠チマ(背番号7)
鈴木唯人(背番号8)
インドネシア代表戦:出場なし
評価:なし

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