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すごくガッカリ…。サッカー日本代表、アピールに失敗した5人。6月シリーズで目立たなかったのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

FW:大橋祐紀(おおはし・ゆうき)

サッカー日本代表の大橋祐紀
【写真:Getty Images】


生年月日:1996年7月27日
所属クラブ:ブラックバーン(イングランド)
オーストラリア代表戦:70分 OUT
インドネシア代表戦:出場なし

 大橋祐紀は、5日のオーストラリア代表戦で日本代表として初の先発出場を果たしたが、ゴールという形での結果は出せなかった。

 昨年夏にイングランド2部のブラックバーンに加入した大橋は、ヨーロッパ1年目で公式戦2ケタ得点を達成し、その決定力が高く評価されてきた。

 しかし、オーストラリア代表戦では中央の密集から逃れるようにサイドに流れた。パスを引き出して起点にはなっていたものの、決定機には絡めず。最大の武器である裏抜けが出たのは、61分のシーンくらいだった。日本代表が主導権を握って押し込む展開だっただけに、中央で相手守備を切り崩す動きが期待されたが、その役割を果たすには至らなかった。

 一方で、ライバルたちの活躍が際立ったことも、大橋にとっては厳しい現実だ。10日のインドネシア代表戦では、町野修斗と細谷真大の両FWがそろってゴールを記録。特に町野は、オーストラリア代表戦で大橋が苦戦した中央の密集で的確にポストプレーをこなし、攻撃に厚みをもたらした。

 大橋は昨年11月のインドネシア代表戦に途中出場した際、GKとの1対1を決められなかった苦い記憶もある。ストライカーというポジションの性質上、限られた時間でも確実に仕事を果たすことが求められる。先発という貴重なチャンスを活かせなかったことは、今後の代表選考に影響を及ぼす可能性がある。

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