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優勝候補はどこだ! FIFAクラブワールドカップ2025戦力値ランキング6〜10位。頂点を目指せるのは?

FIFAクラブワールドカップ2025 最新ニュース

 FIFAクラブワールドカップ(CWC)2025が開幕を迎えた。今大会から新フォーマットとなり、合計32クラブが参戦する。その中で、力があるのはどこなのか。今回は各チームの戦力を5項目(攻撃力、守備力、選手層、勝負強さ、采配力)に分けて数値化(各20点の100点満点)し、ランキング形式で紹介する。(選定・文:河治良幸)※情報は6月7日時点

10位:ドルトムント(ドイツ)

ドルトムント

監督:ニコ・コバチ
24/25リーグ戦成績:4位(17勝6分11敗)
戦力値:78(攻撃力16,守備力14,選手層15,勝負強さ17,采配力16)

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 ブンデスリーガで5度の優勝を誇り、96/97シーズンにはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)で欧州王者に輝いたドルトムント。1997年には、FIFAクラブワールドカップの前身であるトヨタカップで、ブラジルのクルゼイロを破って世界一のカップを掲げている。

 ドイツ国内ではバイエルン・ミュンヘンに次ぐ強豪クラブとして知られるが、24/25シーズンはブンデスリーガで4位フィニッシュ。なんとか来シーズンのCL出場権を確保した。今シーズンのCLでは準々決勝でバルセロナに合計スコア3-5で敗れたが、ホームで行われたセカンドレグは3-1で勝利している。

 ニコ・コバチ監督は[3-4-2-1]をメインシステムとしている。テクニックとスピードを兼ね備えたユリアン・ブラントを擁する2シャドーの仕掛けを武器に、ギニア代表の点取り屋セール・ギラシに良い形でフィニッシュさせる攻撃は、クラブW杯でも躍進のカギになるだろう。ただし、守備は今シーズンのリーグ戦34試合で51失点と、綻びやすさがある。

 攻守両面で注目されるのは、大会直前にイングランドのサンダーランドから加入したMFジョーブ・ベリンガムだ。ドルトムントでブレイクしたイングランド代表の兄ジュードより後めのポジションを得意とするが、ボールを力強く奪って前向きな攻撃を演出する。彼のフィット次第では、バイエルンをはじめとする欧州勢の優勝候補に短期決戦で対抗できるチームになりそうだ。

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