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優勝候補はどこだ! FIFAクラブワールドカップ2025戦力値ランキング1〜5位。最も力があるのは?

FIFAクラブワールドカップ2025 最新ニュース

 FIFAクラブワールドカップ(CWC)2025が開幕を迎えた。今大会から新フォーマットとなり、合計32クラブが参戦する。その中で、力があるのはどこなのか。今回は各チームの戦力を5項目(攻撃力、守備力、選手層、勝負強さ、采配力)に分けて数値化(各20点の100点満点)し、ランキング形式で紹介する。(選定・文:河治良幸)※情報は開幕前時点

5位:インテル(イタリア)

インテル 戦力値

監督:クリスティアン・キヴ
24/25リーグ戦成績:2位(24勝9分5敗)
戦力値:87(攻撃力17,守備力18,選手層17,勝負強さ18,采配力17)

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 直近3シーズンで2度のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準優勝という実績の通り、欧州屈指のチーム力を備えていることは間違いない。

 FIFAクラブワールドカップを直前に控えた24/25のCLファイナルではパリ・サンジェルマンに0-5の大敗を喫して“ビッグイヤー”を逃したが、チームは前線、中盤、最終ラインともに高水準であり、驚異的なセーブ力が特長のスイス代表GKヤン・ゾマーを後支えとして、組織的なバランスも取れている。

 攻撃はPSGやレアル・マドリードほど爆発的とは言い難いが、高さ、強さ、速さを併せ持つフランス代表FWマルクス・テュラムと決定力が抜群のアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスの“ダブルエース”は世界の舞台でも相手ディフェンスの脅威になるはず。中盤は、世界屈指のキッカーであり、流れの中でもセットプレーでも得点を生み出すトルコ代表MFハカン・チャルハノールの働きがカギを握る。

 最大の懸念材料はシモーネ・インザーギ監督が大会直前に退任を表明し、同大会に参戦するサウジアラビアのアル・ヒラルに引き抜かれたことだ。数日間で様々な後任候補が浮上したが、インテルOBで、今季パルマをセリエA残留に導いたクリスティアン・キヴ新監督に、世界の舞台での命運が託されることになった。

 カリスマ性に溢れるレジェンドの導きで、躍進を果たすことができるか。

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