4位:マンチェスター・シティ(イングランド)

監督:ジョゼップ・グアルディオラ
24/25リーグ戦成績:3位(21勝8分9敗)
戦力値:88(攻撃力18,守備力15,選手層19,勝負強さ16,采配力20)
プレミアリーグを代表するメガクラブの1つであり、名将として知られる“ペップ”ことジョゼップ・グアルディオラ監督が率いる。圧倒的なボール保持力をベースに、相手陣内に押し込んで畳み掛ける攻撃を得意としていたが、シティ対策としてマンツーマンで守ってくる相手が増えたことで、今季は国内外で苦しい戦いを強いられた。
そうした経緯もあってか、最近は[4-2-3-1]のシステムで、縦に速い攻撃を織り交ぜて、シンプルにノルウェー代表FWアーリング・ハーランドの決定力を生かす傾向も強まっている。鋭いカットインからの右足シュートを得意とする、エジプト代表FWオマル・マーモウシュの活躍とも連動している。
レジェンド的存在であるケビン・デ・ブルイネは退団してしまったが、それでもドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアン、クロアチア代表MFマテオ・コバチッチなどが形成する中盤の支配力は高く、戦い慣れない相手が多いFIFAクラブワールドカップの舞台で、強みになることは間違いないだろう。
また、フランスのリヨンから加入した21歳の攻撃的MFラヤン・シェルキやミランから加入したタイアニ・ラインデルスらが、どう組み込まれるかも気になるところだ。