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板倉滉、移籍する可能性が高まる?
ボルシア・メンヒェングラートバッハ(ボルシアMG)に所属する28歳の日本代表DF板倉滉が、まもなく移籍するかもしれない。アイントラハト・フランクフルトが契約解除金を支払う見込みであると、ドイツ紙『フランクフルター・ランドシャウ』が16日に報じている。
板倉は2019年1月に川崎フロンターレからマンチェスター・シティへ完全移籍した後、オランダのフローニンゲンやドイツのシャルケに期限付き移籍した。その後、2022年7月にボルシアMGへ移り、加入初年度から主力として活躍している。昨季はセンターバックとして公式戦33試合に出場し4得点1アシストを記録。チームに欠かせない存在だが、同選手が契約延長を断ったと見られており、移籍する可能性が日に日に高まっていた。
そんな中、同紙は「ボルシアMGとの契約は2026年まで残っているが、板倉は今夏にもクラブを離れる意向であり、退団はほぼ既定路線」との見解を示している。移籍先としては、フランクフルトが濃厚だ。同紙は「移籍の鍵を握るのが、彼の契約に含まれる契約解除条項で、その金額は1000万〜1500万ユーロ(約16億〜24億円)だ。そのため、複数のビッグクラブにとって魅力的な獲得候補となっている。中でも最も強い関心を示しているのがフランクフルトだ。ブラジル人DFトゥタの退団も取り沙汰されており、その穴を埋める存在として、板倉が補強リストの上位に入っている可能性がある」と伝えた。フランクフルトはUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)出場権を確保しているだけに、理想的な移籍先と言えるだろう。
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