海外日本人選手 最新ニュース
板倉滉、アイントラハト・フランクフルト移籍の可能性は高いが…
ボルシア・メンヒェングラートバッハ(ボルシアMG)に所属する28歳の日本代表DF板倉滉が、アイントラハト・フランクフルトへ移籍するかどうかは、ブラジル人DFトゥタの動向次第となりそうだ。まだ板倉の去就に関して進展はないと、フロリアン・プレテンベルグ記者が18日に明かしている。
トゥタは2019年1月にブラジルのサンパウロからフランクフルトへ完全移籍した後、同年8月にはベルギーのKVコルトレイクへ期限付き移籍した。そして、翌年7月にフランクフルトへ復帰して以降は、チームの主力として活躍している。昨季は公式戦44試合に出場し、センターバックながら2得点決めていた。その活躍を受け、レアル・ベティス、フェネルバフチェ、クリスタル・パレスが獲得を検討している。契約は2026年7月に終了する予定であり、フランクフルトも売却に前向きだ。移籍金は1500万ユーロ(約24億円)になると想定されている。
そして、トゥタ退団後の後釜候補として浮上しているのが板倉だ。バイエルン・ミュンヘン、ボルシア・ドルトムント、バイエル・レバークーゼンなどが興味を示しているが、特にフランクフルトが移籍先の有力候補となっている。ただ、プレテンベルグ記者は「フランクフルトは板倉の状況を注視しているが、現時点では具体的な進展はない」と発言。続けて「トゥタが退団した場合に限り、板倉の獲得を検討する可能性がある。とはいえ、ボルシアMGとの契約は延長しない意向であり、契約解除金として1000万〜1500万ユーロ(約16億円から約24億円)が設定されている」と伝え、トゥタの去就が決まってから動くことを示唆した。
【関連記事】えぐい稼ぎ…。欧州日本人、最新の高額年俸ランキング2025
大低迷…。欧州でまったく輝けなかった日本人選手10人
なぜ転落…。 日本の「消えた天才」サッカー選手10人 【了】
